読書感想文

2009/04/02

「目撃」 by ポール・リンゼイ @弟の本棚

例によって弟に本を借りる。


一番好きなのは時代小説だけど、その次に好きなのがFBIとかスパイとか。


今回借りた本は、当時現役だったFBI捜査官(現在は退官)が執筆したということで話題になった本らしいです。




目撃 (講談社文庫) Book 目撃 (講談社文庫)

著者:ポール リンゼイ
販売元:講談社
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私が以前好きでよく読んでいたパトリシア・コーンウェル(主な著作:検屍官シリーズ)が絶賛!ということだったので面白そう~と思っていたらやっぱり面白かった。


一般人、有名人問わず、自分が好きな人とか趣味が合う人の推薦だと、高い確率で間違わない。




作品の中で交わされる会話がウィットに富んでいるし、言葉遊びも豊富(これは翻訳者泣かせだよね)。


頭のいい人が書いた文章だなーという印象。


あ、もちろんアホではFBIには勤務できないので、賢いに決まってるけど、そういう意味だけじゃなく。


久々に原書読んでみたいと思わせる本でした。


でも翻訳の方が上手だったので、原作のリズム感は損なわれていないのではないかと(原作を読んでおりませんが)思います。


たま~にドヘタな訳者さんがいるのですが、そういう人の翻訳にあたっちゃうと一つの文章を何度も読み直したりしないといけなくなるので。


パトリシア・コーンウェルを翻訳してた人も上手だったな~。




ちなみにこれはシリーズものになっていて、あと2作あるそうなので、次に借りる予定です。


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2009/02/25

「椿山課長の七日間」 浅田次郎 著

超ヒマだったので、私より読書家の弟に本を借りに行った。

私の本棚は、先日書いたように最近ではレシピ本が占拠しており、愛読書(時代小説)はハコに入れてしまってあるので、読む本がなかったのだ。

3冊貸してもらったうち、2冊はエンターテイメント系の小説ですぐに読み終わり、それはそれで面白かったのだが、最後の1冊を読み始めたら止まらなくなって、夜中の2時までノンストップ(途中でお風呂に入ったが)で読んでしまった。

椿山課長の七日間 (朝日文庫) Book 椿山課長の七日間 (朝日文庫)

著者:浅田 次郎
販売元:朝日新聞社
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<あらすじ>

大手デパートに勤務する椿山46歳は過労で突然死。

冥土に旅立つが、残された妻子のこと、仕事のこと、老人ホームにいる父親のことなど思い残したことが山ほどある。

あの世でそれを訴えた椿山は、事故死した7歳の少年雄一、人違いで殺されてしまったヤクザの親分武田とともに、特例として7日間だけ別の人の姿を借りて現世に戻ることを許される・・・。

現世に戻った椿山が見たものは・・・・

という感じです。

わたくし、普段はほとんど時代小説しか読まないし(というか、侍が出てこないと萌えない体質なもので)、現代モノは医療系を好んで読んでいるので、普通のサラリーマンのおっちゃんが主人公の小説なんて久しく読んでなかったし、浅田次郎さんの本は初めてだったけど、すごく楽しかった。

最初のほうは、あの世のシステムを市役所とか免許の講習ふうに描いてあるところが楽しくてゲラゲラ笑いながら読んでたけど、最後の方で涙が止まらなくなった。夜中で感情が昂ぶってたのもあるかもしれないけど、本読んで泣いたのは「東京タワー」(リリー・フランキー)以来だな。

人と人との絆、無償の愛、感謝するということ。

私には足りないものばかりで、いろいろ考えるところがあった。

私の脳内イメージでは、主人公の椿山氏は田山涼成さんで読んでたんだけど、西田敏行さん主演で映画化されてるらしいです。

興味のある方はぜひ♪

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