「ぐるりのこと。」
去年は、珍しく邦画を3本も映画館で観た珍しい年だったのですが、その中でも一番心に残っている「ぐるりのこと。」のDVDを買いました。
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ぐるりのこと。 [DVD] 販売元:VAP,INC(VAP)(D) |
リリーさん![]()
映画が公開される前のことですが、たまたま、美容室でカットしてもらっているときに見ていた雑誌にリリーさんのインタビューが載っていて、インタビューが興味深かったので絶対見に行こう!と思って、東京に旅行中に見に行ったという、ある意味思い出の映画でもあります。
主人公のお二人はもちろん、他のキャストも個性的でしたし、「日本映画もまだまだイケル!」と思った瞬間でもありました。
[あらすじ]
第一子誕生を控えた翔子(木村多江)とカナオ(リリー・フランキー)夫婦。
小さい出版社に勤務する翔子(真面目で几帳面な性格)と、靴修理の仕事をするカナオ(どっちかというといいかげんな性格)は、いろいろありながらも幸せに暮らしていたが、子供の死去をきっかけに翔子が鬱になり・・・。
おりしも1990年代、法廷画家に転職したカナオは法廷で重大事件をまのあたりにしながらも静かに翔子を見守り支えていく。
・・・・・といった感じでしょうか。
うまく言えませんが。
主人公が法廷画家というのは珍しい設定かと思うのですが、1990年代はものすごい事件がいっぱいあったんですよね。
観客はそれを主人公の仕事を通して振り返ることになるんですね。
そのへんが面白いなーと思いながらも、木村多江さんのみずみずしい透明感にあふれる美しさに嫉妬しつつ、リリーさんのすべて包み込むような包容力にあこがれ、映画館を出る頃には幸せな気持ちになっていました。
木村さんは鬱のシーンを撮影している途中、ほんとに鬱のような精神状態になり、苦しかったそうです。楽屋でもあまり話せなかったりとか。
だからリアルだったんだろうなと思います。
私はどっちかというと(いや、言わなくても)守られキャラではなくて、「ほっといても大丈夫と思われる」キャラなんですよ。
いや、ほんとはそこで守ってほしいんだけど、実は結構繊細だし傷つくこともあるんだからそれに気づいてよ、と思うんだけど、実際は「本当はほっといても大丈夫だけど弱そげに見えるキャラ」がうまいこと守られてるんですね。
そんな私だけに、リリーさん(というか正確にはリリーさんが演じたカナオですが)みたいな人に支えていただきたいわ、と思いながら映画館を出たのでした。
「おくりびと」のオスカー受賞で邦画人気も高まってくるでしょうが、「ぐるりのこと。」本当にオススメです。
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